今回はレジンを始める第一歩として、レジンって何?~必要な道具や作り方について紹介していきます。
はじめにー𝐩𝐫𝐨𝐟𝐢𝐥𝐞ー
・レジン歴3年
・レジンについて知識なし資格なしの完全ド素人
・友達が作ったレジンの写真を見せてもらったとき、綺麗!可愛い!と思ったのがきっかけで始める
私はレジンについて詳しい専門家でもなく、資格を持ち合わせているわけではありません。そんな人間でもレジンは始められるし、できるよということを伝えられたらと思いこの記事を書いています。
素人の素人による素人のためのレジンマニュアルです。
そもそもレジンって何?
レジン(resin)とは、英語で「樹脂」という意味です。
レジンは透明な樹脂の液体です。
この透明な樹脂の液体に素材を混ぜ、硬化させることによってアクセサリーやスマホケースなど様々なものを作ることができます。
レジンは紫外線を当てることによって硬化するので、太陽光やUVライトによって硬化させることができます。
レジンは種類がある
レジンにはいくつか種類があり、「エポキシレジン」、「UVレジン」、「LEDレジン」があります。
エポキシレジン
エポキシレジンは「2液混合タイプ」。主剤と硬化剤をを混ぜ合わせることによって固まります。
UVレジン
UVレジンは「1液タイプ」。UVライト(紫外線照射灯)を当てることによって固まります。紫外線を当てれば固まるので太陽光でも固まります。
LEDレジン
LEDレジンもUVレジンと同様1液タイプですが、LEDライトを当てることによって固まります。LEDレジンはLEDライトを使うことによってUVレジンよりも硬化が早いという特徴があります。
レジン液を扱う注意点
レジン液を扱うときはいくつかの注意点があります。
・扱う時は手袋を着用
・火気厳禁、特有のにおいがあるので換気が必要
・肌についたらしっかり洗う
・各レジン液の注意事項をしっかりと読む
UVライト
・UVライト
レジン液は紫外線によって硬化するので太陽光でも硬化できますが、UVライトを使用するのがおすすめです。
私は最初、太陽光で硬化させていたのですが、硬化が遅く、あまり上手にできませんでした。それに、天気に左右されるので雨の日はできません。
私が使用しているUVライトです。
使い方は説明書を読んでしっかりと把握しておきましょう。
LEDレジン液を使うのであれば、LEDライトで速く硬化させることが可能です。
空枠・型(シリコンモールド)
レジンでパーツを作る上で、空枠や型が必要になります。
型がなくても自分で形をつくることも可能ですが、最初は空枠や型を使用するのが簡単です。
・空枠
空枠とは上の写真なものです。フレームともいいます。
100均や手芸店、ネットショップなどで簡単に手に入ります。
・型(シリコンモールド)
型(シリコンモールド)は上の写真のようなものです。
レジン用の型のことをモールド、材料はシリコンで作られています。
こちらも100均や手芸店、ネットショップなどで簡単に手に入ります。
必要な素材
レジン液・ライト・空枠or型は最低限必要な道具ということはお分かり頂けたと思います。しかし、透明なレジン液をただ固めただけでは、透明なレジンパーツしか作ることができません。
様々な素材を使用して、オリジナルのレジンパーツを作ることができます。
・クラッシュシェル
・パール
・ストーン
・ラメ
・ホロ
・金箔
上記の素材はよく使用する素材です。
どの素材も100均などで簡単に手に入れることができます。
もちろん、素材はこれだけではなく様々な素材を使って作ることが可能です。
作り方
では、レジンの基礎を得たのでいよいよ作っていきます。
今回は比較的簡単なパーツを作ります。
空枠を使用した作り方
①透明なフィルムにマスキングテープを貼ります。
②粘着面を上に、空枠をくっつけます。
空枠は100均で購入したものです。
今回は水色のクラッシュシェルを使用します。
③レジン液を空枠の中へ少量流し込みます。
④竹串でレジン液を薄く広げていきます。
爪楊枝でもできますが、個人的に竹串の方が柄が長くて使いやすいのでおすすめです。
このように満遍なく薄く広げます。
⑤少しずつ水色のクラッシュシェルを入れていきます。
⑥クラッシュシェルを広げたら、UVライトで硬化させていきます。
UVライトの中へ入れて、スイッチを押して硬化させます。UVライトの使い方は説明書を読んで把握しておきましょう。
ちなみに、アルミホイルで塞ぐと光が漏れるのを防ぐことができます。
硬化するまでの時間は、ものによるとは思いますが大体3分〜5分くらいで固まります。
⑦硬化したらUVライトから取り出して、さらにレジン液を足していきます。
クラッシュシェルの上にレジン液を追加して少し厚みをつくります。
枠からこぼれないように注意です。
⑧再び硬化させます。
マスキングテープから剥がすと、クラッシュシェルがきらきら可愛いパーツのできあがりです。
シリコンモールドを使用した作り方
使用するのはドライフラワーと金箔です。
ドライフラワーは、あらかじめ使う分を別の容器に移しておくと良いです。
ドライフラワーを扱う時はピンセットがあると使いやすいのでおすすめです。
①シリコンモールドの大きい半球にレジン液を半分ほど入れます。 シリコンモールドはダイソーで購入したもの。
※始めからレジン液をたっぷり入れてしまうと、他の素材を入れる時に溢れてしまうので注意です。
②お好みのドライフラワーを入れます。
③金箔も入れていきます。
④レジン液を追加してぴったりまで入れて、UVライトで硬化させます。
シリコンモールドから取り外したらできあがりです。
※表面をレジン液でコーティングするとツヤが出てさらに綺麗になります。
綺麗な宝石(パーツ)の出来上がりです!
まるで宝石みたいじゃないですか?
この綺麗な輝きと、これを自分で作れる楽しさにハマりました。
まとめ
・レジンとは樹脂の液体で紫外線によって硬化する
・レジン液と素材を使って様々なパーツを作ることができる
今回は、レジンについて~必要な道具と作り方をまとめてみました。
是非たくさんの方にレジンの楽しさを知って頂けたらと思いこの記事を書きました。
次回は、今回作ったパーツをアクセサリーへと変身させていきます。