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べにかブログ

引きこもりがちアラサー主婦が経験談や雑貨紹介など雑感溢れるブログ

【おすすめ】『 阪急電車』/有川浩を読んで良かった

 
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何か本を読みたいな〜と書店へ行った時、インスタでフォローしてる方がおすすめされていた「阪急電車」を思い出して即購入。

あらすじからして私好みな感じがして、わくわくしながら読みました。

 

有川浩さんはドラマ化や映画化等されるほど大人気の作者さんです。恥ずかしながら、私は一度も有川浩さんの作品を読んだことがありませんでした。

 

そんな私が、初めて有川浩さんの『阪急電車』を読んだ感想としては、

 

めちゃくちゃ面白かった!

自分好みの作品で良かった!

ぜひ他の作品も読んでみたい!

 

この記事では、有川浩さんの「阪急電車」についての紹介、感想を述べていきます。

あらすじ

隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった…。

片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。

乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。

恋の始まり、別れの兆し、途中下車――人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。ほっこり胸キュンの傑作長篇小説。(カバー裏表紙より引用)

 

物語の舞台

物語の舞台は、阪急電車今津線です。知名度は低いらしく、関西圏に詳しくない私のような人間には縁のない存在。この小説は、そんな今津線の各駅ごとに章になっています。

スタートは、西宮北口方面行き―宝塚駅

そして終点の西宮北口駅へ着くと、

宝塚方面行き―西宮北口駅 へと折り返します。

 

ここが面白い

私が『阪急電車』が面白いと思った理由は3つあります。

 

①書き方

先ほど少し述べた通り、阪急電車今津線の各駅がそのまま話の章になっていて、なんと面白い書き方なんだろうと思いました。まるで自分も電車に乗っている気分になります。

そして登場する人物たちを覗いているような臨場感があって面白いと感じました。

 

②複数視点

電車に乗っている人物の描かれている視点が一人ではないのです。電車内での出来事が様々な人物の視点で描かれているのがとても良いです。登場するのは、

図書館へ通う男性「征志」

婚約者に裏切られた女性「翔子」

孫娘を連れた老婦人「時江」

デート中の女子大生「ミサ」

大学一年生(軍オタ)「圭一」

女子高生の集団や、派手なおばさん軍団――。

 

つまり、全員が主人公なのです!私はこういう書き方とても好きです。

なぜなら、いろんな人間の心情、感情を知ることができるからです。

こんなことを考えているのかとか、そういう考えもあるなあ…とか。そんな風に感じながら物語を読み進めるのは、自分の人生に幅を与えてくれる気がして私にとっては魅力でしかないです。

  

③ドラマチック

同じ電車内に乗る人間たちが、些細な会話・出来事をきっかけにお互いの人生を変えていきます。別の方向、そして良い方向へと。もうドラマチックとしか言いようがないです。出会いって素敵だなと改めて感じさせられました。

最後はとてもほっこりする話で、読んで良かったと率直に思いました。

 

 

こんな人におすすめ

落ち込んでいる人、ちょっと疲れたな…と思っている方にぜひ読んでほしい作品です。

私自身も精神的に少し疲れているときに読んだので、リフレッシュできたし前向きな気持ちになれて良かったです。

 

映画化

 『阪急電車』は映画化されており、2011年4月29日に公開されています。

主演は中谷美紀さん・戸田恵梨香さんで、有村架純さんや芦田愛菜さん勝地涼さん玉山鉄二さんといった豪華なキャストで製作されています。

 

さいごに

電車ってある意味「異世界空間」ですよね。だって、電車という名の箱の中で、同じ時間に同じ場所を不特定多数の人間が共有しているんですから。そんな場所が人生を変えるきっかけを与える場であってもおかしくないなと、この本を読んでそう考えさせられました。